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nijinoneの1年

2020年はまだ終わっていないがなかなかに困った年である。そんな中、兎も角9月20日でnijinoneを始め1年が経った。我ながら見事な低空飛行である。そもそも週に3日の営業だし更にコロナ渦で4ヶ月休業した1年であるからそれがどうした?であるが…人生は様々な「始める。続ける。終わる。」を繰り返している。この歳になるとつい御託を並べたくなるが大した事は無いのでやめておこう。ただひとつ間違えのない事は「始めなければ次の二つは経験出来ない」という事だ。「この道を行けば どうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」by猪木寛至 

リニューアル工事全て終了。

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コロナ渦で休業中に取り組んだリニューアル工事は最後の中庭も一応終了した。ここは軒先と板塀の工事が終わってから単独で始めたので1ヶ月掛かってしまった。そもそも水はけが悪く加えて板塀で囲い風通しも変わったので更に植物が育ちにくくなり一部花壇を残しレンガを敷く事にした。小さな中庭だがレンガ敷きは思った以上の重労働で腰が崩壊寸前に。季節柄熱中症に注意しながらの作業で好きな釣りに行く体力も残らず悶々とする日々が続いた。だが頑張りは結果に出るのだ。笑 ズブの素人にしては良い出来栄えだと眺めては悦にいる。あとは目地にビッシリと植物が生えレンガが良い感じに古び苔むしてくれば完成である。錆びたテーブルを置いて客席にしても良い。そうなるのはまだ先になりそうなので、いま外を楽しみたいお客さんにはビール片手に軒先きのハンモックで揺られていただこう。夕方はそれにちょうど良い季節。

ニジノネは4ヶ月ぶりに再開します!

8月7日金曜日15時。ニジノネは4ヶ月ぶりに再開します。コロナ感染が拡大中で世の中はまだまだ覚束なく、長い雨の後に出る綺麗なニジの様にはいかないけれど「根っこ」の方で再び小さい芽を出します。コロナ対策と言えるだろうハード面やそれとは関係のない「ニジノネらしさ」を突き詰めたハードとソフト面いろいろとリニューアルしました。(気がつかれない所も多々有りかと 笑)再開後、記念すべき最初の展示は海がテーマでもある「Venus' Flower Baskets / Mayumi Kuronuma」です。ストイックな作品の中に生物に対する愛を感じていただける「癒される」展示であります。

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次の為にニジノネはもうしばらく休業します。

佐賀県では新型ウイルス感染対策としての休業要請は一足早く解除されているが、熟考の上ニジノネはもうしばらく休業することにした。それはただ「閉る」のではなく「開く」ための準備期間と捉え、さらに「再開」ではなくこの際「新装オープン」を目指そうと思ったからだ。昨年の9月に開業して半年、思わぬ事態に見舞われたが当時やり残していたコト、始めてみて気がついたコトが出来る時間が与えられたと捉えている。幸いにも自分の周りには「出来るか出来ないか」ではなく「やるかやらないか」を実践している仲間たちが居てとても良い刺激を与えてくれている。だから今こそ「やらない」という選択肢は無いのだと…但し!!コロナ後のキーワードとして目にする「ニュースタンダード」を鵜呑みにするつもりはない。必要な処置は講じるがより肝心なのは更に「ニジノネらしい」場所に成るということだ。たとえそれが時代に即さなくても。

大都市からのコロナ疎開に関して思ったこと

この様な状況下「今を生きる」ことが最も重要だが、それは次に繋げるためであって事後(ある程度落ち着いたら)のことも今考えるべきと思う。今回の件ではっきりしたのは一度に大人数を「守る」近代社会のあり方はいよいよ限界が来たということだ。都市集中型社会はもう時代遅れなのだ。実際、東京の企業が機能を分散する(?)動きを始めているというリアルな情報が唐津市内でもあり、正直「今頃?」とは思うが遅くはない。大都市に住んで居る人達も自分が「そこに居る意味」をもう一度考えた方がいい。皆んながそうしているから、仕事がある、何でも揃っている、そこに産まれた、好き…物理的に動けない。理由はいろいろあるだろうがここで言いたいのは、いくらでも探して作ることができる「理由」ではなく「意味」である。意味もなく密集している事に気がつき分散出来ればきっと新しい社会のあり方もみえてくるだろう。今回の件は何かが我々に様々なチャンスを与えてくれている様にも思えるのだ。

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Angels in the machine before & after image / Jun HIRAKAWA

2016年に自費出版された「Angels in the machine」はサイケデリックな感覚を主観では無く外から覗いている様な内容である。当書は「マンガ」(便宜上以降マンガと表現)という形式に閉じ込めてはいるが、少しの筋書きと時空を持たせコマで切り取った絵画の連続という印象で、作者は物語を作り上げるのでは無くその全体をもってひとつの「造形」を試みているのだと感じる。それは作者 平川準が東京芸大で工芸を学んでいたことからの推測でもある。本展示は1冊のマンガ本を中心に据えて前後のイメージを絵画で表現した(前は影響を与えたと思われるものを)作品を展示。展示作品がマンガを作り上げているのか、マンガが作品を作り上げているのか…交錯する感覚を体験願いたい。4月12日まで。

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生み出される場所でありたい

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「ネットで出会える世界は広大ではあるけれど元を辿れば自分の頭の中の延長線上でしかなく、そこには全く脈絡のない偶然の出会いは無い」と言っていた人がいた。だから物理的に本が並んでいる「本屋さん」は新しい何かを得るにはとても重要だと。なるほど。ベストセラーでもなく話題の新刊でも無い時代を経た古い本と偶然流れてくる音楽の中で出会えるのがニジノネの図書室。やはり「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」であるのなら、ここで出会った要素が新しい何かを生み出される手助けとなるのが店主の願い。

隠れているわけではないんです。

「隠れ家」と形容される店があるが営業目的の場所が隠れていては話にならないと思う。それはまくまでも在り様だ。だから積極的な宣伝やメディアへの露出は避けるが、ギリギリ普通の家ではない外見とバランスの良い表示や最低限の情報発信は行う。それでも興味を持ってくれたり、勇気を出して(入り難いでしょうね)尋ねてくれる方々を心から大切にする。おこがましいがそれがニジノネの在り方。あとはそんな方々の口コミ(SNS含め)でゆっくりと知られていければ理想的だ。急がずにゆっくりと。

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整ったから外に出る2020。

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2020年はもっともっと外に出ようと思う。それは自身にとっての「ベース」であるニジノネ がいよいよ整ったから。そうなればそれを守るのだけではナンセンスだし外の世界は愉しみだから各地でイベントなどがあればむしろ積極的に出店したい。先ずは唐津市大名小路の「ようそろ」に出品中。此処は気持ちの良い「不定形」でいろいろなことが起こる予感。はっきりと場所は申し上げられないが決して閉鎖的ではないので何とか探してみて欲しい。更に2月3月は福岡でイベント出店。今年は「からつ蚤の市」的なモノも企画したいなぁ。各地でイベントを企画されている方がいらしたら(細かいことはお気遣いなく観光気分で伺うので)ぜひお声がけを。軽自動車パンパンに「愉しい」を詰め込んで伺います。

「拙者、薪割り流を少々使います」

ストーブの薪が全然足りないので薪割りのバイトを始めた。七人の侍の平八(千秋実が演じていた)はメシ代を薪を割って返したが、僕は薪代を薪を割って得ることにした。我ながら実に真っ当な方法だと思う(笑 )。そもそも「薪問題」(調達)はストーブ導入前からわかっていたが甘く見ていた。特にニジノネ では暖房というより冬のディスプレイの要素が強いので火は綺麗に燃えてほしい。それには硬い広葉樹が良いとされるがしっかり乾燥していて綺麗に切られている木がそこいらに落ちているはずもなく…結局は専門店から買うことになってしまったのだが。転んでもただでは起きない性格。その専門店で薪割りのバイト(ちょうど募集中だった)をさせてもらいその分を現物支給という方法でお願いした。やれやれ、変なおっさんがやってきたと思われているに違いない。兎にも角にもバイト初日、作業は機械がやってくれるので平八の「薪割り流」は学べないが、木の性質やストーブの知識も少しと売り物にならない端材までちゃっかり頂いたクリスマスイブ。

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