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次の為にニジノネはもうしばらく休業します。

佐賀県では新型ウイルス感染対策としての休業要請は一足早く解除されているが、熟考の上ニジノネはもうしばらく休業することにした。それはただ「閉る」のではなく「開く」ための準備期間と捉え、さらに「再開」ではなくこの際「新装オープン」を目指そうと思ったからだ。昨年の9月に開業して半年、思わぬ事態に見舞われたが当時やり残していたコト、始めてみて気がついたコトが出来る時間が与えられたと捉えている。幸いにも自分の周りには「出来るか出来ないか」ではなく「やるかやらないか」を実践している仲間たちが居てとても良い刺激を与えてくれている。だから今こそ「やらない」という選択肢は無いのだと…但し!!コロナ後のキーワードとして目にする「ニュースタンダード」を鵜呑みにするつもりはない。必要な処置は講じるがより肝心なのは更に「ニジノネらしい」場所に成るということだ。たとえそれが時代に即さなくても。

大都市からのコロナ疎開に関して思ったこと

この様な状況下「今を生きる」ことが最も重要だが、それは次に繋げるためであって事後(ある程度落ち着いたら)のことも今考えるべきと思う。今回の件ではっきりしたのは一度に大人数を「守る」近代社会のあり方はいよいよ限界が来たということだ。都市集中型社会はもう時代遅れなのだ。実際、東京の企業が機能を分散する(?)動きを始めているというリアルな情報が唐津市内でもあり、正直「今頃?」とは思うが遅くはない。大都市に住んで居る人達も自分が「そこに居る意味」をもう一度考えた方がいい。皆んながそうしているから、仕事がある、何でも揃っている、そこに産まれた、好き…物理的に動けない。理由はいろいろあるだろうがここで言いたいのは、いくらでも探して作ることができる「理由」ではなく「意味」である。意味もなく密集している事に気がつき分散出来ればきっと新しい社会のあり方もみえてくるだろう。今回の件は何かが我々に様々なチャンスを与えてくれている様にも思えるのだ。

JUGEMテーマ:社会の出来事

Angels in the machine before & after image / Jun HIRAKAWA

2016年に自費出版された「Angels in the machine」はサイケデリックな感覚を主観では無く外から覗いている様な内容である。当書は「マンガ」(便宜上以降マンガと表現)という形式に閉じ込めてはいるが、少しの筋書きと時空を持たせコマで切り取った絵画の連続という印象で、作者は物語を作り上げるのでは無くその全体をもってひとつの「造形」を試みているのだと感じる。それは作者 平川準が東京芸大で工芸を学んでいたことからの推測でもある。本展示は1冊のマンガ本を中心に据えて前後のイメージを絵画で表現した(前は影響を与えたと思われるものを)作品を展示。展示作品がマンガを作り上げているのか、マンガが作品を作り上げているのか…交錯する感覚を体験願いたい。4月12日まで。

JUGEMテーマ:展覧会

生み出される場所でありたい

JUGEMテーマ:古本・図書館

「ネットで出会える世界は広大ではあるけれど元を辿れば自分の頭の中の延長線上でしかなく、そこには全く脈絡のない偶然の出会いは無い」と言っていた人がいた。だから物理的に本が並んでいる「本屋さん」は新しい何かを得るにはとても重要だと。なるほど。ベストセラーでもなく話題の新刊でも無い時代を経た古い本と偶然流れてくる音楽の中で出会えるのがニジノネの図書室。やはり「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」であるのなら、ここで出会った要素が新しい何かを生み出される手助けとなるのが店主の願い。

隠れているわけではないんです。

「隠れ家」と形容される店があるが営業目的の場所が隠れていては話にならないと思う。それはまくまでも在り様だ。だから積極的な宣伝やメディアへの露出は避けるが、ギリギリ普通の家ではない外見とバランスの良い表示や最低限の情報発信は行う。それでも興味を持ってくれたり、勇気を出して(入り難いでしょうね)尋ねてくれる方々を心から大切にする。おこがましいがそれがニジノネの在り方。あとはそんな方々の口コミ(SNS含め)でゆっくりと知られていければ理想的だ。急がずにゆっくりと。

JUGEMテーマ:カフェ・喫茶店

整ったから外に出る2020。

JUGEMテーマ:蚤の市・ブロカント雑貨

2020年はもっともっと外に出ようと思う。それは自身にとっての「ベース」であるニジノネ がいよいよ整ったから。そうなればそれを守るのだけではナンセンスだし外の世界は愉しみだから各地でイベントなどがあればむしろ積極的に出店したい。先ずは唐津市大名小路の「ようそろ」に出品中。此処は気持ちの良い「不定形」でいろいろなことが起こる予感。はっきりと場所は申し上げられないが決して閉鎖的ではないので何とか探してみて欲しい。更に2月3月は福岡でイベント出店。今年は「からつ蚤の市」的なモノも企画したいなぁ。各地でイベントを企画されている方がいらしたら(細かいことはお気遣いなく観光気分で伺うので)ぜひお声がけを。軽自動車パンパンに「愉しい」を詰め込んで伺います。

「拙者、薪割り流を少々使います」

ストーブの薪が全然足りないので薪割りのバイトを始めた。七人の侍の平八(千秋実が演じていた)はメシ代を薪を割って返したが、僕は薪代を薪を割って得ることにした。我ながら実に真っ当な方法だと思う(笑 )。そもそも「薪問題」(調達)はストーブ導入前からわかっていたが甘く見ていた。特にニジノネ では暖房というより冬のディスプレイの要素が強いので火は綺麗に燃えてほしい。それには硬い広葉樹が良いとされるがしっかり乾燥していて綺麗に切られている木がそこいらに落ちているはずもなく…結局は専門店から買うことになってしまったのだが。転んでもただでは起きない性格。その専門店で薪割りのバイト(ちょうど募集中だった)をさせてもらいその分を現物支給という方法でお願いした。やれやれ、変なおっさんがやってきたと思われているに違いない。兎にも角にもバイト初日、作業は機械がやってくれるので平八の「薪割り流」は学べないが、木の性質やストーブの知識も少しと売り物にならない端材までちゃっかり頂いたクリスマスイブ。

JUGEMテーマ:薪ストーブ

クリスマスマーケット/ アンティーク&ブロカント @MUJI

JUGEMテーマ:アンティーク

クリスマス商戦真っ只中の12月14日(土)15日(日)。福岡天神にある無印良品一階にて「クリスマスマーケット/ アンティーク&ブロカント 」というイベントを企画出店させていただいた。当日は店舗内にテントを張り、ヨーロッパで見つけた100年〜60年前の食器や雑貨、おもちゃを並べ蚤の市を演出。目をとめ立ち止まる方々の「カワイイ」という黄色い声が嬉しかった。一期一会が蚤の市の醍醐味で古いもの好きの鉄則「迷ったら買え」とは声高に言えなかったが何に使おうかじっくり品定めされる「時」もそれならではの楽しみだ。結局お家に連れて帰らなくても出会いであったことに違いはないだろう。一方、隣のブースではフランスアルデンヌ地方で作られたパニエ(柳カゴ)を販売。手に取りいろいろな角度で「観察」(笑)し何に使うか思い浮かべられている様子はこちらまでワクワクする。繁華街にある誰もが知る有名店のエントランスの一角、たった1店舗の出店(当初は数店でと考えていたが思い切って挑戦)という極めて異例な「蚤の市」を経験できたことに感謝。
注釈/アンティークとは本来「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」(通商関税法で定義)とされ、ブロカントとはフランス語で「古道具、古道具市」を意味する言葉で美しいガラクタが語源。

「五十嵐朋之 刺繍世界 / 昆虫、魚貝、植物、建物」について

アーティスト五十嵐朋之氏にとって作品制作過程のスケッチや下書きは不要である。かと言って無秩序に手を動かしているのではなく頭(心)の中で緻密にデザインされた図案を我々が目にできる様にドローイング、刺繍、折り紙などの手法を借りて具現化してくれているのだ。その行為は「アール・ブリュット」(生の芸術)の言葉で表現される芸術そのものである。「五十嵐朋之 刺繍世界 / 昆虫、魚貝、植物、建物」は冬季休業を挟み2月3日まで開催。途中展示作品の入れ替えあり。

JUGEMテーマ:展覧会

「通」では無いこだわり?

JUGEMテーマ:カフェ・喫茶店

ニジノネでは「水出し」で珈琲をご提供している。その理由は本来の香りや深みは失わずサラリと飲めるその味とさしたる技術はなくても安定して同じ味が提供できるからである。察しの良い方は気がつかれただろうが店主は「珈琲通」ではない。むしろ敬遠していた時期もある。今回カフェを営業するにあたり、知識がなく大して好きでもない珈琲は悩みの種だった。昨今巷に溢れる専門店に出向いても「これは美味い」というものには出会えず、むしろ戴けないことの方が多かった。それを想像するに店主の舌は「子供舌」で珈琲の旨味の要素である酸味、苦味が苦手だからだろう。そこで雑味が出にくく円やかな味になるという「水出し」を試すことにしたのだが、いざ水出しと言っても方法や器具は何種類もある。当たり前のように豆や抽出時間でも味は変わる。器具をいくつも購入擦った揉んだの末、ストレート用とカフェオレ及びアイス用の2種類で豆と抽出方法を変えてお出ししている。「通」では無いが故のこだわりの結果 (笑)案外「真っ当な珈琲」をお出しできていると思う。展示やレコード、画集を楽しんでいただく合間に、気ままに変わる自家製おやつも和せて是非お試しを。

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