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クリスマスマーケット/ アンティーク&ブロカント @MUJI

JUGEMテーマ:アンティーク

クリスマス商戦真っ只中の12月14日(土)15日(日)。福岡天神にある無印良品一階にて「クリスマスマーケット/ アンティーク&ブロカント 」というイベントを企画出店させていただいた。当日は店舗内にテントを張り、ヨーロッパで見つけた100年〜60年前の食器や雑貨、おもちゃを並べ蚤の市を演出。目をとめ立ち止まる方々の「カワイイ」という黄色い声が嬉しかった。一期一会が蚤の市の醍醐味で古いもの好きの鉄則「迷ったら買え」とは声高に言えなかったが何に使おうかじっくり品定めされる「時」もそれならではの楽しみだ。結局お家に連れて帰らなくても出会いであったことに違いはないだろう。一方、隣のブースではフランスアルデンヌ地方で作られたパニエ(柳カゴ)を販売。手に取りいろいろな角度で「観察」(笑)し何に使うか思い浮かべられている様子はこちらまでワクワクする。繁華街にある誰もが知る有名店のエントランスの一角、たった1店舗の出店(当初は数店でと考えていたが思い切って挑戦)という極めて異例な「蚤の市」を経験できたことに感謝。
注釈/アンティークとは本来「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」(通商関税法で定義)とされ、ブロカントとはフランス語で「古道具、古道具市」を意味する言葉で美しいガラクタが語源。

「五十嵐朋之 刺繍世界 / 昆虫、魚貝、植物、建物」について

アーティスト五十嵐朋之氏にとって作品制作過程のスケッチや下書きは不要である。かと言って無秩序に手を動かしているのではなく頭(心)の中で緻密にデザインされた図案を我々が目にできる様にドローイング、刺繍、折り紙などの手法を借りて具現化してくれているのだ。その行為は「アール・ブリュット」(生の芸術)の言葉で表現される芸術そのものである。「五十嵐朋之 刺繍世界 / 昆虫、魚貝、植物、建物」は冬季休業を挟み2月3日まで開催。途中展示作品の入れ替えあり。

JUGEMテーマ:展覧会

「通」では無いこだわり?

JUGEMテーマ:カフェ・喫茶店

ニジノネでは「水出し」で珈琲をご提供している。その理由は本来の香りや深みは失わずサラリと飲めるその味とさしたる技術はなくても安定して同じ味が提供できるからである。察しの良い方は気がつかれただろうが店主は「珈琲通」ではない。むしろ敬遠していた時期もある。今回カフェを営業するにあたり、知識がなく大して好きでもない珈琲は悩みの種だった。昨今巷に溢れる専門店に出向いても「これは美味い」というものには出会えず、むしろ戴けないことの方が多かった。それを想像するに店主の舌は「子供舌」で珈琲の旨味の要素である酸味、苦味が苦手だからだろう。そこで雑味が出にくく円やかな味になるという「水出し」を試すことにしたのだが、いざ水出しと言っても方法や器具は何種類もある。当たり前のように豆や抽出時間でも味は変わる。器具をいくつも購入擦った揉んだの末、ストレート用とカフェオレ及びアイス用の2種類で豆と抽出方法を変えてお出ししている。「通」では無いが故のこだわりの結果 (笑)案外「真っ当な珈琲」をお出しできていると思う。展示やレコード、画集を楽しんでいただく合間に、気ままに変わる自家製おやつも和せて是非お試しを。

ニジノネのオープニング企画「新山 清写真展vol.1 / パーレット時代」を終えて。

個人としてカメラを所有する事自体が珍しい1930年代にあって既に卓越した技術と視点を有し国際フォトサロンでも認められながら終生それを職業としなかった写真家 新山 清 。氏の作品は色褪せること無くスミソニアンのコレクションに選ばれるなど近年世界でもあらためて注目されている。今回は氏のパーレットカメラを使用した1930年代から40年代の初期作品をゼラチンシルバー プリントで展示。コンパクトなギャラリーでこそ、その「世界観」を身近に感じ取っていただけたかと思う。タイトルにvol.1とあるように今後、使用されたカメラと時代を変えてvol.2、vol.3も予定している。展示期間2019年9月20日より11月18日までで終了。

アナログレコード有り〼

ニジノネではアナログレコードをお聴きいただける。アナログ盤の録音時にはデジタルでは音と判断されず収録されないソレ(人間には聞こえない?)も拾い上げられていて(というか入ってしまうのだと思う)それこそが温かみの要因だと聞いたことがある。現場の空気感も聴く側の思い込みではなく実際に再現されていたのだなぁ…そんなアナログ盤を一階ではその時の店主の気分で、二階の図書室ではブルートゥースを使ったヘッドフォンで自由にお聴き頂いている。こちらはシステム上デジタル化されるが収蔵している写真集でも開きしばらくはご自分だけの世界へ。また一階では最低限ではあるがDJ機材も揃えてあるのでリクエストもどうぞ。収蔵が600枚ほどとまだ少なく(徐々に増やしている)要望にお答えできないことの方が多けれどご興味あればお声がけ下さい。いつかはDJイベントもと目論んでいる。

古本有り〼

ニジノネの二階は人数制限のあるちいさな「図書室」。蔵書は東京神田のオルタナティブスペース「手と花 tetoka」ディレクターなどがセレクトしたアート、デザイン、写真、建築などの古本が中心でカフェメニューをワンオーダー頂ければ自由にご覧いただける。開店と同時にいちばん良い席を取り読書の合間には気分転換に海岸を散歩、戻ってまた本を手に取り閉店まで居続ける…そんなお客さんが早く現れないかと心待ちにしている。希少本も多く随時販売しています。

ニジノネ始まる。

基本的にモノ(だけ)を売ることはせず時と空間(もっと当てはまる言葉があるような)を提供する仕事をしようと始めたニジノネ。
多いより少なく、広いより狭く、長いより短く、分かりやすいより複雑に…姿勢を言葉にしていくと「商売」としては疑問符しか無いがそれでも、興味を持ち来て頂いた皆さんに大いに励まされ、1日に二度来て頂いたお客さん曰く「久しぶりに自分に向き合えた」とは最高の褒め言葉だった。そんな皆さんのご来場を店主自身の時間も大切にしながらゆるりとお待ちします。その時一杯ひっかけていても何卒ご容赦を。

そっと寄り添うモノ

ニジノネで「飲食」はあくまでもサブ的存在。企画展示や図書室の収蔵品を視聴していただく「時」をより良いものにするのが目的だから提供できる品目もシンプル。勿論、各役所の許可は取っているが(厨房設備も中華料理店だって出来る 笑)いわゆるランチがあったりする飲食中心の「カフェ」ではないのでご理解いください。その分、少ないメニューは試行錯誤し化学調味料は使わず自分たちが口にする安心できる材料で作る。それは「こだわり」とも言い難く「真っ当」でありたいということかも。

アナログレコード有り〼

ニジノネの二階はアート系の古本とアナログレコードが有る「ちいさな図書室」に設えた。レコードは手持ちに加え各方面からご提供いただいたモノがノンジャンル(クラシックが極端に薄い)で600枚ほど。オープンに先駆け1000枚は欲しかったが徐々に増やしていこうと思う。ワンオーダーでそれを自由にお聞きいただける。ブルーツゥース対応のプレーヤーとヘッドフォンだから店内は自由に歩ける仕組み。アナログ本来の音はお聞きいただけないが一階は同コレクションをアナログシステムで流すので利便性重視の折衷案。笑 建物の構造上二階は定員3名でそこはほとんどプライベートスペースとなるはず。コーヒーでも飲みながら(アルコール類も有ります)のんびりと過ごしていただきたい想い。オープンまであともう少し。です。

内装はパズル。

店内のリノベ作業はいよいよ終盤へ。業者に任せるのは電気工事の修正と薪ストーブの設置みとなった。結局一二階とも天井は主たる梁を残して塗装。古屋改装時特有の「埃っぽさ」はその筋に長けている友人(宮大工)のアドバイスで解消、的確なアドバイスに感謝す。企画で変わっていく展示作品以外の常設ソフト(うちの場合はカフェ、古本、レコード、古道具)の受け皿となり全体の雰囲気を左右する最重要ポイントである什器の設置と製作は自ら行う。公にする「場」を作るのはニジノネで4箇所目となるがこの作業が大好きでこれまで営業中も思い立ったらレイアウトを変えていた。そういえば「来るたびに違った店になっている」とメディアで紹介されることが多かった。物件が決まってからもう一年…内装レイアウトのシミレーションはとことん行ってきたがこの作業は現場が命だと思っている。よく「どこにも無い」「見たことが無い」新しいモノを作りたいと言う輩が居るがソレは「無理」だと知っている。だからそう気負わずに自身が持っているソフト(イメージと経験値)とハード(お金を含めた物質)の新しく好ましい組み合わせのパズルをするのみである。ソレがピタリと決まればオープンは近い。

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