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海の日に因み東唐津とジャックマイヨールについて。

唐津の海はリックベッソンの映画「グランブルー」のモデルであるジャックマイヨールと深いかかわりのあるところ。1920年代後半に上海で生まれ育った彼はここ東唐津に毎夏家族で避暑に訪れていた。滞在していたホテルから歩いていける「東の浜」で地元の漁師から素潜りを教わり、呼子方面の美しい岩場「七ツ釜」でイルカと出会ったことが彼の人生を決めたというのは有名なお話。「グランブルー」で描かれる子供の頃のいろいろなエピソードの舞台は実は「唐津」であった。映画ではイタリアの設定になっていたが唐津のまま描いて欲しかった。そうなればジャンレノが演じたエンゾは誰が演ったのかと想いをはせる。映画の公開で世界中に知られる様になったダイバーの神様はその後も度々唐津に足を運んでいる。その時の逗留先はニジノネから徒歩数分の老舗旅館「洋々閣」で東唐津の小さな町中をぶらぶら散歩し、気がつくとバーの隣に座っていたとう話も聞く。そんな彼がニジノネのカウンターにポツリととまり何を注文して音楽は何をリクエストするんだろうかと、もう叶わない想像をする。

出稼ぐ

7月10日水曜日は福岡市地行での「おてらマーケット」に出店。よってリノベ室内塗装は小休止。だいぶ顔なじみになったこのイベントもスペースをお借りするお寺(ご本尊とか)と女子率90パーセント以上のマルシェとのシュールな溶け込み方が癖になる。平日にも関わらずオープン前から行列ができる人気ぶりはやはり仏様のご利益か。売上も大事だが繋がりこそ大切と感じた好日。

職人泣かせ。極まる。

昭和レトロな建物の皮と肉と内臓を今の素材で継ぎ接ぎしヨーロッパの古い建て具を無理やり移植する作業は現場の職人にとってもはや「笑」でしかない様だ。

面白いのは建て具を昭和サイズに縮小はできそうなものの、内開き外開き(日本と海外の違い)問題はたった一つの小さな部品によって困難を極めるという事。

ここまで来るともう格好が良いとか悪いではなく出来るかどうかで、ブラックジャックがいてくれたらとも思う。

露わになる

足場を撤去し倉庫感(安普請の蔵か)が増す。いろいろなモノコトを継ぎ接ぎしているのでガタピシ。ベールを脱いだら

「何が出来るの?」と声を掛けられるコトが増えた。分かり易い応えを用意しておかねばと思うが...

途中経過

外周りは古いトタンを剥がし剛板に。展示の壁面を確保するため窓は2箇所のみで古い建具を取り付けた。開くのは二階だけ。

ソフトの準備

ギャラリーのリノベーションは急ピッチで進行中。何より大切なソフトの準備も怠りなく、東京で作家2名と打ち合わせる。それぞれ「アマチュアリズム」「アウトサイダーアート」と象徴するフレーズが浮かぶも、一概にそう呼んで良いものか悩むよりはとにかく説明は最小限にして作品を展示をしたい作家である。展示時期は未定だが数回に渡り特集する予定。新山清/写真(コスモスインターナショナル所蔵)、五十嵐朋之(La mano)/刺繍

丸裸。

覆っていたものを剥がしていくとそもそもの形が露わになっていく。築100年を越えたいわゆる「古民家」ではなくレトロな古屋くらいに思っていたが安普請の表皮を剥がしてみてこの建物の芯が見えた。正直立派とは言えないそれを隠すことや飾ることで良くなる場合とあえてそのままにする方が適している場合があるだろう。もちろん金をかければそれなりに生きるのだろうがそうもいかず。だからその手加減で「場」の個性が決まるのだと感じる現場はいろいろな言葉が頭に浮かぶカオス状態。果たして混沌のままバランスを取ることが出来るのだろうか。そうなればそれはそれで面白い。

イベントに出張る

5月26日日曜日夏日。福岡市中央区黒門で行われた「おてらマーケット」に出店。その名の通りお寺をお借りしてのイベントで3度目の参加(ニジノネ名義では2度目)。お寺をもっとオープンな場所にというコンセプトの通り宗教色は皆無だがなんとも和やかなのは場所柄か。それよりも毎回感じるこの場のシュールさが癖になる。今回はフランスのパニエと御本尊の図。

 

 

夏には...

目論見より随分と遅れて本格的なリノベ作業が始まった。大きなコトは業者に任せ、自分ができるコトは道具を借り進める。先ずは中庭の土作り。夏にはオープンさせたい。

唐津「ハナマルシェ」に出店。

大型連休も後半の5月4日。唐津市本町旧唐津銀行周辺で開催されたイベント「ハナマルシェ」に出店。美と健康がテーマの「唐津コスメティク構想」の一環事業ということでターゲットを絞り込み、得意のブロカント(古道具)は控えめにしてフランスでひとつひとつ手作りされたパニエ(ヤナギカゴなど)を中心にセレクトした。当日は好天に恵まれて大盛況。体験、食、物販、エンタメとイベントの内容も実に良くできていて「唐津にこんなに人出が!」と驚くほどだった。そんな中、新参者としは販売というよりは「ニジノネ」を知って頂く好機と勇んで望むも、あまりの暑さに同じくマルシェブースに出店中の「有田地ビール」に早々手が伸びる。ベンチに腰掛けのんびりビールを飲むやる気のない姿勢に周りから笑われるも、セレクトと値付けは年季が入っている訳で最終的にブース内はスカスカに。イベントは仕込みが全てなのだと改めて思う。売り上げはともかく、面白い繋がりが出来たことこそが好日。次回出店は5月26日福岡市中央区「お寺マーケット」

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